飯塚雅幸(サキソフォン)の師匠・故土田真弘氏のリーダーアルバム「アイム・イン・アナザーワールド」のLPジャケットです。
師匠・土田真弘先生が亡くなって、もう22年が過ぎ去りました。土田先生はこのLPを録音されてすぐに亡くなられ、このレコードを聴くたびに、生前いろいろと師匠から教わった事、いっしょに飲んだ事、秋田に何回も来て頂いた時の楽しかった事などが想い出されます。
日本で数少ない「ジョニー・ホッジス」スタイルの師匠の演奏は、まさに20数年を経た今も「いぶし銀の音色」を放ち、他の追随を許さないすばらしいものです。
現在も師匠を慕って日本各地から昔の師匠の情報など、いろいろな方から連絡を頂き、大変うれしく思っています。
今日は、今年の聴き初めに師匠・土田真弘氏の「アイム・イン・アナザー・ワールド」を聴きました。
そしてもう一枚、オリバーネルソンの名盤「ブルースの真髄」を聴きました。下がそのLPジャケットです。
この名盤は、師匠・土田真弘氏のスタイルとは違い「モダンジャズ」のスタイルですが、久々に聴いた50年も前の演奏のすばらしさに、これまた感激してしまいました。
昨年からアナログのLPレコードを再び聴くことにし、パイオニアのスピーカー、そしてターン・プレーヤーも過去の威力を発揮してくれています。
今も過去も、いいものはいい。・・・・・そしてデジタルだらけの現在ですが、やっぱり「深~い味わい」が表現できるアナログLPレコードは最高です。
今日は年初めに、この2枚のレコードを聴きました。
飯塚 雅幸