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上の写真が今度、新しく私の相棒に加わった「アルトサックス・セルマー・マーク7」です。

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上の写真は、私の今もっているアルトサックス、故土田真弘師匠の形見と同じ「アメリカンセルマー・マーク6」が「週刊朝日・80周年」の記念紙で紹介されたものです。

(上の薄くて読めないカ所を下に記します。)

世界のジャズプレーヤーが競って手にし、名声を高めてきたセルマーのサックス、写真からなつかしいナンバーが聞こえてきそうな気がする。

セルマーの初めての製品「モデル22」は1922年に発売された。くしくも、「週刊朝日」創刊と同年のこと、中でも1954年から20年間製造され、伝説の名器の名をほしいままにしてきたのが、写真のアルトサックス「マーク6」だ。

「週刊朝日」とセルマー。80年の時を経て、ますますブランドの輝きをましている。

                   ※今から数年前の記事です。

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上の楽器が、故土田真弘師匠の形見で大切に吹かせていただいている、「アメリカンセルマー・マーク6」です。

ベルに彫られているセルマーのマークは、フランスセルマーと比べてアメリカンセルマーは複雑でたくさんの文字が彫刻されているのが見えると思います。

この楽器にふれるごとに、やさしかった師匠の面影、そして今から50年ほど前、土田師匠が日本のジャズ史上に残る「銀巴里セッション」で日野皓正(トランペット)富樫雅彦(ドラム)山下洋輔(ピアノ)金井英人(ベース)らと演奏している風景が浮かんできます。

今回一番上の写真の「セルマー・マーク7」を譲っていただいたのは、故土田真弘師匠の昔のお弟子さんで、日光市のY氏からの最高に程度が良いアルトサックスです。

アルトサックスがもう一本「セルマー・スーパーアクション80」がありますが、この楽器は私がお世話になっている方のお孫さんにお譲りするため、今仙台市の楽器修理のプロに行っています。

今度、この新しい相棒「セルマー・マーク7」で新潟に行って演奏する事になっており、たいへん楽しみです。

                                        飯塚 雅幸