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飯塚雅幸・青春時代のあこがれの女性コーラス「スリーグレイセス」の事・・・・

昨年、日本を代表するビックバンド「森寿男&ブルーコーツ」のコンサートが「ドンパル」を会場に行なわれ、あの「スリーグレイセス」がゲストで出演、私の青春時代のあこがれのモダンなコーラスを堪能させていただく機会がありました。

昔、三和音(ドミソ・ファラド・ソシレファ)で構成されていた日本の音楽に、ジャズのモダンなコードをとり入れ、アレンジされた楽曲を演奏する、洗練された一級の男性コーラスは、当時「ダークダックス」「ボニージャックス」そして、女性コーラスでは「スリーグレイセス」等、小島正雄さんの弟子達でした。

今でこそ、少し音楽の理論が解り言えますが、TV番組「シャボン玉ホりディ」なんかを見て、10代の頃、なんとかっこいいサウンドなんだろう、「ザ・ピーナッツ」はどうやってあんな感じを出せるんだろう、譜面はどうなっているんだろう・・・などと思って聴いていました。

そうです、あの頃の「渡辺プロ」の歌手達、また「クレイジーキャッツ」にしても「谷啓」初め、芸大出の「安田伸」など、TVに出ている「歌手」「バンドマン」達は皆、訓練に訓練を重ねた、そして選びに選び抜かれた人々だったのです。

昨年、そんな「スリーグレイセス」の「山のロザリア」を聴いた時は、涙が流れて来ましたし、又「テネシーワルツ」など「森寿男&ブルーコーツ」の重厚なモダンサウンドとのコラボは、まさに「超一級の芸術品」でした。

後で解った事ですが、昔「チョッコレート、チョッコレート、チョコレートは明治」のCMは「スリーグレイセス」だったそうです。そんな事が懐かしくて、上の写真の「明治のチョコレート」を買ってきてしまいました。

これも、私が以前日本を代表するビックバンド「森寿男&ブルーコーツ」と共演させて頂いたのがご縁で、上の「スリーグレイセス」との記念写真を撮らせて頂きました。

「懐かしの・あの時・アラカルト」、すばらしい記念に残る出来事、皆さんに感謝しています。             

                                         飯塚 雅幸