飯塚雅幸(サキソフォン)が数十年ぶりに東京・新大久保「石森管楽器店」を訪れました。
国内外のサキソフォン奏者から、高い技術の評価を得ているサキソフォンの専門店「石森管楽器」を久々に訪れました。
今回のコースは、銀座「ヤマハ」「山野楽器」で譜面を探し、次がこの「石森楽器」で、私の「セルマー・アルトサックス・マーク6」のオーバーホールの見積もりを立てて頂くことが目的で行きました。
数十年ぶりの訪問で、道に迷ってしまいましたが、やっと着いてびっくり・・・・あの個人商店だった「石森楽器」がビルディングになり、すばらしい「音楽ホール付・レッスン室付・サキソフォン関連の専門店」に生まれ変わっていたんです。
20代の頃は、師匠「土田真弘」先生の使いばしりで、テナーを修理に持って行ったり、先生の紹介で「セルマー・アルトサックス・スーパーアクション80」を購入したりした思い出があります。
その時、石森社長に「土田真弘」先生の弟子と名乗ると、「あのアルトの土田さんは売れないけど、すごいうまい人だよ」といつも言ってくれて、心の中で自慢していました。
そんなあの頃のことを回想し、「石森楽器」内の音楽ホールや、一級のリペヤマンたちの仕事場などを拝見して来ました。
時の流れは移り変わりましたが、当時サックスの新品が何本もならんでいる上を、石森さんの猫ちゃんが堂々と歩いていたあの情景や、一級のリペアマンたちの「職人かたぎの匂い」が昔と同じく感じられ、懐かしさでいっぱいでした。
でもオーバーホールで、10万円の見積もり・・・・どうしようか迷っています。
飯塚 雅幸