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 飯塚雅幸(サックス)が「Swing Journal」紙廃刊に想う事、そして、師匠・サックス奏者故「土田真弘」氏の事。

63年の歴史を刻んだ、ジャズ専門誌「Swing Journal」紙が2010年7月号を最後に廃刊となって久しい今、改めて想う事・・・・。

ジャズファンがこぞって読んだジャズ専門誌が廃刊に追い込まれた理由は、オーディオメーカーなどの広告料の減収等が要因と言われています。

ジャズ紙の側面として、リスナーを対象とした音響・オーディオ器機の専門誌でもあり、当時のアナログ時代から現在のデジタル世界への変遷に乗っていけなかったのでしょう。

私の師匠サックス奏者・故「土田真弘」氏の記事が、特に日本のジャズ創世記の「銀巴里セッション」で数多く掲載されました。そんな時私は、くぎづけになって読んだ事を覚えています。

そして、わたしが6歳のころ「1956年」師匠・故土田真弘氏は「Swing Journal」紙人気投票「アルトサックス部門」で第11位でした。これは後に出た増刊号に掲載させており、記録が残っていてうれしく思います。

なんの予告もなく「2010年・7月号」の表紙が「ジョン コルトレーン」で廃刊になりましたが、その7月号の最後のページ「ラスト コーラス」の欄に、歴史に終止符を打った「三森編集長」の言葉が小さく書かれていました。

いかにもジャズらしく、そして青春時代のあの「哀愁の色彩」を留めつつ去って行った「Swing Journal」紙、そして師匠「土田真弘」氏・・・・長い間、ありがとうございました。

                                      飯塚 雅幸