飯塚雅幸(サックス)の師匠・故「土田真弘」氏の有りし日の想い出のシーンです。
師匠、土田真弘氏の27回忌が過ぎ、今なつかしい土田先生との想い出の数々が浮かんで来ます。
土田師匠は、1960年代を中心に「ジョージ川口」氏「世良譲」氏などの一級のコンボバンドで活躍し、又、TV番組「11PM」で三木鮎郎さんの司会の時、「清水潤」氏らと出演していました。そして彼は時代が変わっても、古き良き「ジョニーホッチス」のスタイルを一生涯貫き通しました。
そして、土田師匠は私のふるさと秋田が大好きで、5回ほど来秋し、以前私達が住んでいた借家の子供部屋に泊まり、子供から「又来て泊ってもいいよ!」と言われご機嫌だった先生の笑顔が浮かんできます。
そしてお葬式で、先生の吹いていた愛器「アメリカンセルマー・マーク6」製造番号5桁のアルトサックスを頂いて来ました。今思うと凄いことで、大事に持っているだけではなく、この楽器にふさわしい腕にならなければと・・・今さらながら、つくづく思っています。
土田真弘師匠のご冥福をお祈り致します。 飯塚 雅幸