「カラオケ」は今、総国民の娯楽のものですが、昔は最初にスタジオでオーケストラが録音したものを(みんな一緒に録音するのではなく)歌手がそのモニターを聞き演奏・ミックスし録音する大変画期的なすごい事でした。そのカラオケも今は通信DAMシステムであらゆる飲食店・ホテルなどで使用されています。その「DAM」の前、今から30年ほど以前は「CD動画カラオケシステム」でした。静止画像ながら今のカラオケのようにコンピュータの打ち込みではなく、スタジオプレーヤーによる「豪華な生演奏」でした。DAMが採用の過渡期に大量にこのCDは廃棄処分されたと思いますが、私の手元に約6,000曲のこのCDソフトがあり、その中には「JAZZのカラオケ」もたくさん有ります。今のDAMにはJAZZは少ないですが身震いするようなJAZZのカラオケが大量に・・・貴重ですよ、又サックスの音を比べれば解りますが今の打ち込みと違い、昔のカラオケはスタジオミュージシャンの生演奏で素晴しいです。でもこのカラオケのおかげでこのミュージシャン達の仕事が激減しました。本当に時代の流れをつくづく感じます。 飯塚 雅幸